忙しい市民道路の交差点を横切って日本統治時代につくられた路地に入り、和の雰囲気があふれています。国民党政府が台湾にやってきた後、高級エリートや行政官もこの高級住宅地に住んでいました。例えば、蒋経国元総統、板橋林家、国立台湾大学医学部⾧の杜聡明などでした。
戦後米国対華経済援助時代に、このエリアは米軍の駐留により、多くのバーを開業し、徐々に商店街へと変わりつつあります。台湾ドラマ『華燈初上 -夜を生きる女たち』が 1980 年代を背景にした町でした。当時は日本の経済復興の真っ最中で、多くの日本企業が台北に会社を設立しました。ドラマ中の「光ヒカリ」ホテルは、林森北路の路地裏の Sugar Bar バーの入口で撮影されました。条通(路地)に来たら、もしかして、ローズママやスーママとすれ違うかもしれませ
ん。
多文化の条通地区を歩いていると、文化と特色のある店を時々見かけます、再び大正町の史跡を訪れると、また物語りが書かれた壁画を見かけ、それを通じてこの地域のお店や文化の物語を勉強しましょう。